クレジットカード現金化とは?
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新聞や雑誌、駅の壁などに貼れているチラシなどで目にする
「クレジットカード現金化」。
なんとなくお金を借りられそうなサービスなのはわかりますが、
怪しい臭いがぷんぷんしますよね?
このクレジットカード現金化は合法か?違法か?というと・・・結論、違法です。
いや、、、正確に言うならば「違反」です。
実はギリギリのラインにある非常にグレーなサービスなのです。
当然、利用することで多大なる被害を受ける可能性もあります。
そこで、ここではこの違法行為に手を出さないための知識として、
サービスの仕組みと注意すべきポイントを説明します。
クレジットカード現金化に騙されるな!!!
お金がなくて、消費者金融や銀行からも追加でお金を借りられない・・・
そのようなお金に困っている人が、つい手を出してしまうのがクレジットカード現金化です。
先に言っておくと、このクレジットカード現金化というのは違法行為ギリギリのサービスです。
実際に金融庁や消費者庁、各種クレジットカード会社は
「この手のサービスを絶対利用するな!」と勧告をしています。
それほどグレーなサービスなのですが、
ついつい甘い言葉に乗せられて利用している人がいるのです。
実際に国民生活センターには毎年数百件の相談が寄せられています。
2009年 | 237件 |
---|---|
2010年 | 747件 |
2011年 | 615件 |
2012年 | 440件 |
2013年 | 360件 |
2010年に急増したのは総量規制の影響でお金を借りれなくなった人が増え、
結果、クレジットカード現金化に手を出してしまったのかもしれませんね。
では、このサービスはどのような仕組みになっているのか?
クレジットカード現金化の方法は2パターン!
まず、このサービスの内容を簡単に説明すると、、、
カードのショッピング枠をずる賢く利用することで業者からお金をもらう方法になっています。
具体的な方法としては2パターン。
- キャッシュバック方式
- 商品購入方式
それぞれの方式について説明します。
キャッシュバック方式(違法)
キャッシュバックの流れ
- インターネットから申込み
- 業者から申込みの確認
- 業者に本人確認資料をFAX・郵送・写メールで送付
- 業者側で審査
- 審査に通過後、再度連絡があり、希望借入金額の確認
- キャッシュバック用の商品をカードで購入
- 後日、商品が業者より送られてくる
- 商品の到着と同時にあなたが指定した口座に入金される
これは現金化をする業者が適当な商品をお金の借りたい人に売りつけて、
その商品の購入代金の一部をキャッシュバックとしてお金を渡す方法です。
わかりやすく言えば、10円のビー玉を宝石として50万円でクレジットカードで購入し、
40万円をキャッシュバックとして戻すという流れになりますね。
この方法は違法と見なされて、過去に逮捕者が出たケースもあります。
(逮捕者には懲役3年執行猶予5年の有罪判決が出ています)
一方で、商品を購入していて、その代金を支払っただけの普通の買い物となんら変わりが
ないため、違法だとも言いきれず、見逃されている業者が多数あるのも事実です。
商品購入方式
商品購入方式の流れ
- インターネットから申込み
- 業者から申込みの確認
- 業者に本人確認資料をFAX・郵送・写メールで送付
- 業者側で審査
- 審査に通過後、再度連絡があり、希望借入金額の確認
- 転売用の商品をカードで購入
- 商品が到着後、業者に商品を返送
- 返送完了後にあなたの指定した口座に入金される
この方法はお金を借りたい人が、実際に高額の商品を購入し、
その商品を業者が買い取り、さらに違う業者に転売するという方式。
もしくは、お金を借りたい人が業者から商品を購入し、
すぐに業者に転売してお金を受け取る方法になっています。
わかりやすく説明すると、50万円の液晶テレビを購入し、40万円で業者に売却。
業者は45万円で違う業者にさらに売ってしまうという流れになります。
これは非常にグレーなラインにある現金化の方法です。
なぜなら、質屋に自分の物を売って、質屋がその商品を他の人に販売する方法と同じだからです。
またパチンコ屋の換金システムもこれに近しいです。
(でも、パチンコ屋はなぜかそれが認められています。謎です。)
こうした何が正しくて何が正しくないかがわからない仕組みだからこそ、クレジットカード現金化がまかり通ってしまっている理由なのかもしれません。
どちらにせよ注意が必要と言えます。
以上の2つがクレジットカード現金化の方法です。
このような限りなく違法な行為に対して、現金化をする業者は次のような事を言って、お金を借りたい人をだましています。
「景品表示法を遵守しています」
要するに「パチンコ屋などと同じですよ」というアピール。しかし現金化は
景品表示法の景品に該当しないため、この情報掲載には実は意味がありません。
「公安委員会の許可を受けています」
公安委員会が古物商としての許可を与えているかもしれないが、現金化自体が法律上
問題ないと保証しているわけではありません。この情報の掲載も全く意味がないのです。
ほかにも色んな表現がありますが、全部、なんとか信頼をえようとしているだけです。
くれぐれも甘い言葉に騙されないように注意する必要があります。
もしお金が必要なら、このサイトで紹介しているような大手消費者金融や銀行のカードローンを利用するということを最優先に考えてくださいね!
クレジットカードの現金をすることによるデメリットは?
では、このクレジットカードの現金化を利用することのデメリットはどこにあるのか?
お金を借りた人は逮捕されることはありませんが、具体的には以下のようなデメリットがあります。
- バカ高い金利を払っているのと同じになっている
- ばれるとクレジットカード会社からの罰則(退会・一括返金)
- ばれると他社のクレジットカードも作れなくなる
それぞれについて説明します。
バカ高い金利を払っているのと同じになっている
仮に50万円のクレジットカード枠を使って、40万円が手元に戻ってくる場合、
単純に10万円を手数料として支払っているのと同じことです。
金利に換算すると確実に違法クラスの高金利・暴利といえます。
さらにプラスして、クレジットカード会社への月々の返済額に利息も乗ることを考えると・・・
損失額はかなり大きいことがわかります。
ばれるとクレジットカード会社からの罰則(退会・一括返金)
基本的にクレジットカード各社は、このような行為を禁止行為としています。
(以下はJCBカードの公式HPです↓↓↓)
クレジットカードの現金化をしているのがばれてしまった場合、
会員資格を失い、さらに分割払いにしている分も一括返金を求められます。
お金がないにも関わらず、数十万円を一括で返済はできませんよね。
確実にあなたの生活を追い込むことは目に見えています。
ばれると他社のクレジットカードも作れなくなる
さらに現金化をしていることがばれると
個人信用情報にその履歴が残り、他社のクレジットカードも作れなくなります。
つまり、あなたの社会的信頼は失墜することになるのです。
これによりカード払いで生活を凌ぐことも、大きな買い物も現金払いでなければいけなくなります。
期間としては最低3年はカードを作れないと覚悟しておいてください。
以上のようなデメリットを受けることになります。
つまり・・・クレジットカード現金化を利用することは「100害あって1利なし!」
ヤミ金融を利用するのと一緒です。くれぐれも利用しないように気をつけてください!
まとめ(クレジットカード現金化は違法行為です!)
このページではクレジットカード現金化の仕組みや被るデメリットについて説明をしました。
具体的には以下のポイントになります。
- クレジットカード現金化は違法行為
- 世間では犯罪とのグレーな部分で、曖昧になっているが管理人的には
絶対利用するのは避けて欲しい - 現金化の方法は「キャッシュバック」と「商品購入」の2パターン
- 業者はそれらしい情報を口にして騙してくるので要注意
- クレジットカード会社はこうした行為を禁止行為としている
- 行為がカード会社にばれた場合は、退会処分&お金の一括返済などが求められる
- 信用情報にも傷がつくため、他社でカードを作ることもできなくなる
限りなく犯罪に近い行為に手を出すことは非常に危険です。
正規の貸金業者であれば、何かトラブルが起こった場合は、法律で解決することができますが、
このような違法ギリギリの行為については誰も守ってくれるところはありません。
目先のお金に手を出して、大きな損害を被るのではなく、正規の貸金業者でお金を借りられ
なくなったら、その時点で借金をするのは辞めて、親兄弟に相談するとか正当な方法
(債務整理など)で解決をした方が良いと管理人は思っています。
くれぐれも判断ミスをしないように気をつけてください。
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