おまとめローンとは?
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「既に複数の会社からお金を借りてるけど、返済するのが厳しい!」
そのような人にオススメなのが「おまとめローン」です。
最近ではテレビCMなどでもおまとめローンを紹介しているものもあり、
知名度も高まってきてますが、詳しい仕組みを知らない人も多いのでは?
そこで、ここではおまとめローンの仕組みや注意点について説明します。
複数の会社への返済で困って、泣きそうになっている人は要チェックです!
使う前におまとめローンの仕組みを理解しよう
管理人も経験があるので、よくわかるのですが、
複数の会社からお金を借りていると返済していくのが、めちゃくちゃ非常にめんどくさい!
管理人が感じた理由としては以下のような感じ。
- 毎月違う日に返済をしなければいけない
- いつまでにどの会社に返さないといけないかが混乱する
- 口座引き落としでないと手数料を取られることもある
- 最終的にいくらまで返済できたのかも把握できなくなる
などの理由から、複数の会社に借りていると、かなり返済の負担は大きくなると言えます。
そこで役立つのがおまとめローンです。
おまとめローンの仕組みを簡単に説明すると、、、
複数の会社から借りているお金を、1つまとめて返済ができるサービスです。
図で説明するとこんな感じです。
このおまとめローンを利用するメリットとしては、
- 返済が一本化するので負担が少なくなる
- 返済手数料を重複して支払わなくて済む
- 金額によっては金利が下がるため、利息が減る
- いくらまで返済したのかも把握がしやすい
以上のようなメリットがあり、多重債務者の方にとって非常にありがたいサービスになっています。
実際に返済額がどれくらい変わるかを計算してみた
おまとめローンを使うと返済の負担が減るということですが、
実際にまとめてみるとどれくらい違うのかを計算してみました。
借入額 | 金利 | 期間 | 毎月の返済 | 返済合計 | |
---|---|---|---|---|---|
A社 | 30万円 | 17.8% | 36回 | 10,815円 | 389,340円 |
B社 | 35万円 | 17.8% | 36回 | 12,618円 | 454,248円 |
C社 | 40万円 | 17.8% | 36回 | 14,420円 | 519,120円 |
3社の合計 | 105万円 | - | - | 37,853円 | 1,362,708円 |
ということになります。
当初は105万円の借入だったのに、最終的には約30万円も利息がプラスされています。
では、これをおまとめローン1社(Z社)にまとめた場合の計算をします。
借入額 | 金利 | 期間 | 毎月の返済 | 返済合計 | |
---|---|---|---|---|---|
Z社 | 105万円 | 9.0% | 36回 | 33,389円 | 1,202,004円 |
A~C社への返済の差額 | - | - | - | -4,464円 | -160,704円 |
借入額を合わせることで金利を下げることもでき、このケースであれば月々の返済額も、
最終的な利息も大きく減らすことができます。これはかなり大きなメリットです!
返済期間を延ばすと、返済額は増えるので要注意!
・・・とはいえ、おまとめローンを使ったからといって
120%返済額が減るというわけではありません。
それは、、、利息の計算方法として、返済期間(回数)次第で返済額は変わるからです。
おまとめローンを提供しているオリックス銀行カードローンの
返済シミュレーションで計算をしてみたところ、
105万円の借り入れで返済回数が117回だと月々の返済金額は
12,084円となるものの、トータルの返済額は1,413,908円となります。
つまり、返済期間が利用前と同じであれば確実に返済額は減りますが、返済期間が延びると返済額は増える可能性があることは覚えておいてください。
少しでも利息の無駄払いを防ぐためにも、
短期間で完済するようにしましょう。
おまとめローンを使うことでのデメリット(注意点)
複数社から借り入れをしている人にとって、おまとめローンは、
神がかったサービスに思えますが、当然メリットばかりではありません!
管理人が伝えたいデメリット(注意点)は3点。
- おまとめローンは返済のみ。追加の借入れはできない!
- 審査のハードルは高いので要注意!
- 2010年以前から借り入れをしていた人は払いすぎにも注意!
これらの3つのポイントについても説明をします。
おまとめローンは返済のみ。追加の借入れはできない!
あまり知られていませんが、
おまとめローンは他社への返済を目的としたローンです。
そのため、おまとめローンを使っている期間内に追加で借り入れをすることはできません!
・・・これは返済のためのお金が足りなくて、他の会社からお金を借りて、
その場を凌ぐことができなくなるという意味でもあります。
当然、普通の金融会社の審査は100%通らなくなります。
また、金融機関同士で借入れ状況などの個人信用情報を共有しあっているため、
おまとめローンを使っていないと他社を騙すこともできません!
とはいえ、、、
管理人的にはこれはデメリットではないと考えています。
なぜなら、複数社からお金を借りていた人は、
これまで「お金が足りなくなったら借りる」という悪循環を繰り返してきたはずです。
それが強制的にできなくなることで、自ずと生活を切り詰め、節約するようになり、
返済に集中することができるようになるからです。ようはとらえ方次第っていうことです。
審査のハードルは高いので要注意!
1社だけから借りるときの審査と比較しても、おまとめローンの審査は決して甘くないです。
その理由は簡単・・・
企業はこれまで返済できなかった人に多額のお金を貸すことになるから。(しかも無担保で)
ですから、誰でも審査に通過できるわけではないことを覚えておいてください。
(特に頻繁に返済遅延・延滞をしている人は落ちる可能性が高い)
審査に落ちた場合には「返済能力がないと考えられた」と思って、
せっせと複数社の返済を頑張る必要があります。
・・・とはいえ、3社から借り入れをしている人がおまとめローンを認めていない会社から借りるよりかはハードルが低いのも事実。
この部分については管理人としても、
なんとも言えない絶妙な審査基準になっています。
ですから、まずは躊躇するよりも先に審査を受けてみることをオススメします。
補足・・・総量規制は関係ない
1点覚えておいて欲しいのですが、おまとめローンには総量規制は関係ありません。
これは銀行だけでなく、消費者金融や信販系の会社が提供しているおまとめローンでも
総量規制の対象外なのです。
なぜなら、このローンは返済を目的としたローンだからであり、普通のフリーローンとは
目的が大きく違うからです。(そのため追加の借入れもできなくなりますが)
審査に通れば年収の1/3までというルールは関係なく、利用できるのを覚えておいてください。
2010年以前から借入れをしていた人は払いすぎにも注意!
最後に2010年以前からお金を借りて、今まで返済を続けていた人は過払いの可能性があります。
というのも、2010年以前までは利息制限法という金利のルールはあったものの、
厳しい罰則はなかったため、多くの消費者金融などが出資法ギリギリの金利(29.2%)で
お金を貸していた時代がありました。(通称:グレーゾーン金利)
しかし、2010年6月17日にグレーゾーン金利が撤廃され、それ以前からお金を借り、
返済をして人は、利息限度額以上の金利で支払っていた利息を返済してもらえるようになったのです。
最近だと、法律事務所が過払い金請求についてのテレビCMをバンバン放送してますね。
それのことです。
このグレーゾーン金利をわかりやすく図にするとこんな感じ↓↓↓
もし、2010年以前から利用&返済をしており、その分も含めて、これからおまとめローンで
一気に返済をしようと考えている人は少し待ってください!
この過払い金請求ですが、完済をしてしまうと請求をすることはできなくなります!
(そういうルールなのです。後から返金を求めることはできません)
ですから、5年以上、返済を続けている人はこの過払い請求を済ましたうえで、
おまとめローンを利用するようにしてください。
もしかしたら、その過払い金額が戻ってくることで、借金が完済できるかもしれません。
おまとめローンを使う前に、少し自分の返済履歴を振り返ってみてください。
以上がおまとめローンを利用するときの注意事項です。
まとめ(おまとめローンのことを理解した上で利用しよう)
このページではおまとめローンの仕組みや注意事項について
説明をさせていただきました。具体的には・・・
- おまとめローンを利用すると返済の負担は大きく減る
- 借りているお金を1本にまとめることで金利も安くなり、利息も減る
- ただし、最終的には返済期間で利息は決まるので要注意!
- おまとめローンは返済用のみ。追加で融資は受けられない
- 審査のハードルが高いことはあらかじめ理解をしておこう
- 過払い金がある場合はそちらの請求を済ませてから!
具体的にどの会社を利用するべきなのか?という点については
こちらをチェックしてください。→複数業者から一本化するならどこ?
おまとめローンを上手く活用することで返済の負担を少しでも軽くし、完済してくださいね!
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