プロミスは海外での借入れ・返済はできる?
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旅行や留学などで海外を訪れているときにお金が必要になることもあると思います。
プロミスは海外事業を展開していますが、日本で契約をしたら国内でしか利用することができません。
ですが、インターネットで国内の口座に振込みで借入れをし、それを海外で利用することはできます。これをするにはPayPay銀行か楽天銀行の銀行口座と国際キャッシュカード(海外で日本口座から引き出しができるカード)が必要です。
ここでは海外でプロミスの借入れ・返済をする方法をご紹介します。
プロミスのカードは海外では使えない
プロミスのカードは海外では使うことができません。
プロミスは香港・タイ・中国などでも事業を展開しています。ですが、これは現地の方向けのサービスです。日本で契約したプロミスのカードを利用して借入れ・返済をすることはできません。
「インターネット」+「国際キャッシュカード」で借入れ・返済ができる
ではプロミスは海外では利用できないかというと、実は利用する方法はあります。
それが、「インターネット」を利用する方法です。
プロミスは契約するとインターネットの会員ページ(マイページ)にログインできるようになります。この画面から借入れ・返済の手続きをすることができます。
手続きをするとお持ちの銀行口座に入金してもらえて、お金を使えるようになります。
プロミスの会員ページで借入れ・返済をするには、次の銀行口座のうち、いずれかの登録が必要です。
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ銀行
- PayPay銀行
- みずほ銀行
- 楽天銀行
国内利用ならこの5つから選ぶことができます。
ですが、海外利用の場合は「PayPay銀行」か「楽天銀行」の2つに限られます。入金してもらったお金を利用するために「国際キャッシュカード」というカードが必要になるためです。
国際キャッシュカードとは?
<図(カード)>
国際キャッシュカードは「海外で日本の口座のお金が引き出せるキャッシュカード」です。
海外にもATMがあります。日本のキャッシュカードは入れることができませんが、国際キャッシュカードは海外のATMに入れて入出金をすることができます。
さらに、「デビットカードの機能」も付いています。これは、クレジットカードのように店頭で出すと、買い物の金額がその場ですぐに銀行口座から引き落としされます。
支払日が当日のクレジットカードのようなものです。
プロミスの会員ページに対応していて国際キャッシュカードが発行できるのは、「PayPay銀行」と「楽天銀行」だけなのです。
また、これらの銀行の国際キャッシュカードは発行の審査がありません。
そのため、プロミスで借入れがあっても、誰でも作ることができます。
買い物のときに国際キャッシュカードで支払うと、口座からすぐに引き落としされます。
つまり、銀行口座の残高分しか使えない仕組みになっています。
クレジットカードだと引き落とし日に口座の残高が足りない場合が出てきます。
そのため審査を設け、しっかり支払いをしてくれる方に発行されます。ですが、デビットカードではこうした心配がなく、カード発行も誰でもできます。
国際キャッシュカードは「PayPay銀行」がおすすめ
PayPay銀行と楽天銀行で国際キャッシュカードを作るなら、よりおすすめなのは「PayPay銀行」です!
PayPay銀行ならプロミスの会員ページから借入れの手続きをすると、24時間いつでもすぐに入金をしてもらうことができます(「瞬フリ」サービスと呼びます)。
銀行口座 | 振込み受付時間(日本時間) | 振込まれる時間(日本時間) |
---|---|---|
PayPay銀行 | 24時間(土日祝含む) | 約10秒後 |
楽天銀行 | 平日0:00~9:00 | 9:30頃 |
平日9:00~14:50 | 約10秒後 | |
上記以外(土日祝含む) | 翌営業日9:30頃 |
楽天銀行の口座だと日本時間で14:50までに借入れ手続きをしないと、次の日の入金になります。海外ではすぐに入金してもらえたほうが何かと便利です。
ただし、日本時間の毎月第3日曜0:00~6:00、毎週月曜0:00~7:00はプロミスのシステムメンテナンスでサービスが停止しています。気を付けてくださいね。
スマホの時計アプリでは、世界の国の時間が分かるようになっています。滞在する国と日本の時計をチェックできるようにしておくと良いと思います。
また、PayPay銀行と楽天銀行の国際キャッシュカードを比較してみます。
PayPay銀行 | 楽天銀行 | ||
---|---|---|---|
種類 | Visa | Visa | JCB |
発行手数料 | 無料 | 無料 | |
年会費 | 無料 | 1,029円(税込) | 無料 |
利用できるATM | VISA・PLUS | VISA・PLUS | JCB・Cirrus |
ATM引出手数料 | 無料※ | 無料※ | |
ATM利用限度額 | 100万円/日 | 20万円/日 | |
換算レート | 国際ブランドの レートに3.02%(税込) |
国際ブランドの レートに3.024%(税込) |
|
発行手続き | インターネットで可能 | インターネットで可能 | |
発行日数 | 最短5日 | 5~10日程度 |
※ATMを設置している会社の手数料がかかる場合はあります
楽天銀行はVisaとJCBから選べるメリットがあります。ですが他はPayPay銀行のほうが良いです。
Visaで比べると楽天銀行は年会費がかかりますがPayPay銀行ならかかりません。発行もPayPay銀行のほうが早めです。
プロミスを便利に使えることからも、PayPay銀行が良いと思います。
引き出し手数料は通常のレートに3%ほどの料金が上乗せになります。大きな額にはなりにくいですが、これに加えてATM設置会社の手数料がかかることがあります。
フィリピンなどではATMで引き出す際に1回480円ほどの手数料が上乗せになります。
もう1点、カードによってATMでの利用限度額が決まっていますが、ATMや設置場所によっても限度額があることがあります。
こちらもフィリピンを例に挙げると、ショッピングモール内などの屋内のATMでは1回25,000円ほど、屋外のATMでは1万円ほどに設定されていることもあります。
スマホをWiFi接続して借入れ・返済手続きを
海外でプロミスから借入れをするには、スマホが便利です。
インターネットに接続する必要がありますが、海外ではホテルや空港などでWiFiが使えるようになっています。
<図>
WiFiをオンにすると、スマホが受信しているWiFiの電波が表示されます。
利用したい電波をタップします。
続いてインターネットを見ようとすると、WiFiネットワークのログイン画面が表示されます。ネットワークによって項目は異なりますが、メールアドレスを入力したり、IDやパスワードを設定して使います。
ホテルなどではIDとパスワードをチェックイン時に渡されることが多いです。分からなければホテルのスタッフに聞くと教えてくれます。
こうしてインターネットに接続できたらプロミスの会員ページにログインします。
スマホでもパソコンでも借入れ手続きの基本は同じです。
また、PayPay銀行・楽天銀行のページをスマホで開けば、入金されたかどうかもチェックできます。
入金を確認したら、買い物などに利用しましょう。
返済も同じです。
インターネットに接続できていれば返済手続きをすれば、口座からプロミスに送金されます。
ATMでのカードの使い方もチェック
カード払いが対応しておらず、現金が必要になることもあります。
そのときは海外の各地に設置されているATMを利用してお金を引き出します。
国際キャッシュカードがあれば、海外のATMにカードを挿入して、日本の口座から引き出すことができます。
海外のATMでのカードの使い方も確認しておくと良いです。
参考サイト
楽天銀行:http://www.rakuten-bank.co.jp/card/debit/about/howto.html
PayPay銀行も楽天銀行も、国際キャッシュカードを海外のATMで使うときには、専用の向きで挿入する必要があります。
<図>
また、海外のATMは大きく5種類のカードの挿入方法があります。
ATMごとに確認して利用しましょう。
http://www.visa-news.jp/cu/guide02_01.html
JCBのページでは海外のATMをバーチャル体験できるようになっています。
英語が不安な方は、体験しておくと良いですよ。
http://www.jcb.jp/area/kaigai_atm/sim/index.html
また、海外では道路に面して外に設置されているATMもあります。
すぐに利用できるので便利ですが、その反面危険もあります!
海外は場所によっては治安が良くない所もあります。
引き出した直後にお金を奪われてしまうこともあるので、周囲を見渡して大丈夫かを確認してから利用するようにしましょう。
また、屋外のATMの場合、番号などが抜き取られるという危険もないわけではありません。できればコンビニやショッピングモールなど、屋内の安全な場所に設置されているATMを利用するのがおすすめです。
海外に行く前に口座と国際キャッシュカードの用意を!
海外でプロミスを利用するには2つのやるべきことがあります。
- プロミスの会員ページでPayPay銀行か楽天銀行の口座を登録
- PayPay銀行か楽天銀行の国際キャッシュカードを作る
おすすめはPayPay銀行です。
あとは海外でインターネットが使える場所にいれば、プロミスの会員ページから借入れ・返済をすることができます。
極力カードで支払いをするようにし、特に屋外のATMはセキュリティ上、あまり利用しないことをおすすめします。
これで海外に遊びに行き、「マズい、もう少し小遣いが必要だ!」というときにもプロミスを活用することができます(笑)
海外は言わば非日常の世界。使いすぎには気をつけてくださいね。
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